【お雛様の歴史】雛祭りにはこんな意味が込められてます!
意外な始まり…
1月7日は…七草の入った七草粥を食べる日
3月3日は…女の子のお祝いとなった< 桃の節句 >
5月5日は…男の子のお祝いとなった< 端午の節句 >
7月7日は…笹を飾って七夕のお節句
9月9日は…菊を飾って重陽のお節句
んんっ?
1月7日以外、みんな月と日の数字が同じ!
しかも全部 <奇数 >!
そのうえ…
1+7=8、 3+3=6、 5+5=10、 7+7=14、 9+9=18 と
月と日を足し算すると答えは全部 <偶数>!
この、お雛様にはぜんぜん関係ないような< 奇数と偶数 >がお雛様・雛祭りの始まりなのです。
昔々…
1000年以上も前の奈良時代、仏教などと一緒に中国から伝わった事柄のなかに < 奇数は良い数字 • 偶数は悪い数字 > という考えがあって、良い数字が2つ重なるのに答えが悪い数字になってしまう日には厄を落とし、無病息災をお祈りするという習慣があったようです。
( 11月11日も2つ奇数、合計は偶数なのですが…これは仲間に入っていないのです。)
それがもともと日本にあった風習と結びついて、日本の四季を彩る伝統行事となりました。
桃パワー!
3月3日は雛祭り。雛祭りを< 桃の節句 >と言いますが…
3月に桃は咲いていないなぁ。
そうなのです。 桃は3月下旬頃に開花するので 3月3日にはまだ咲いていないのです。
ではなんで桃なの?
それは… 雛祭りの歴史はとても古く、 <3月3日は雛祭り>と決まった頃に使われていたのは旧暦で、今のカレンダーだと約1ヶ月後の4月初めにあたり、その頃は桃の花が綺麗に咲いていたのです。
古くから桃には不思議な力があると言われていて、桃の木で作った弓や杖には鬼を追い払う力があると、また桃の実を食べると不老長寿が手に入れられると信じられていたのです。
…と聞いて…
思い浮かぶのは鬼退治に行った桃太郎! その強さの秘密がこの<桃パワー!> なのです。
小さくて可愛いもの
お雛様の< 雛 >は < ひな ・ ひいな >と読み、もともと小さくて可愛らしい物を表す言葉。
平安時代に貴族の女の子たちが楽しんでいたお人形遊びを < ひいな遊び > と言いました。この頃のお人形は紙や布でできた、簡単で素朴なお人形だったようです。
この< 子供の遊び > であった人形が、以前からあった < 厄除け・無病息災をお祈りする習慣 >と合わさって… 子供の厄を人形にうつし川に流す< 流し雛 >が生まれました。
この流し雛こそがお雛様・雛祭りのもとと言われています。
健やかに…、幸せに…、
厄除けのために川に流していたお雛様。
それが < 飾る事 > でお雛様が降りかかる厄を代わりに受け止めてくれる存在に変化していき… 、
美しく立派なお人形となりました。
そして…
江戸時代になると < 3月3日が桃の節句 > と決まり、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお雛様が飾られるようになりました。
江戸時代が終わり、今は令和。150年余りの時間が過ぎました。 流し雛が生まれた平安時代から考えると800年以上。なんと長い時間でしょう! …でも…
子供を思う親の気持ち・家族の気持ちは変わることはなく、いろいろな事を経験した現代の方がその想いは強くなっているかもしれません。
お雛様は人形ですが…
< お > と < 様 > という尊敬を表す言葉がつきます。こんな人形は世界中を探しても見つけることができません。 お雛様は日本独自の素晴らしい伝統文化、美しい心の結晶です。
お雛様を探している皆様が、心に残る素敵なお雛様に巡り会うことができますよう… 心からお祈りいたします。
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